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【モノレールの撮り方】カメラの設定や撮影のコツ、撮影スポットなどを紹介。

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こんにちは、ブラウニーです。

この記事では、モノレールの撮り方について解説しています。

これからモノレールの撮影を始めたい方や復習としてモノレールの撮り方を学びたい方におすすめの記事です。

撮り方のほかに、東京モノレールの撮影スポットも紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。

使用するカメラとレンズ

モノレールの撮り方(作例1)
1/800秒 F6.3 ISO200 130mm

デジタルカメラ

モノレールの撮影は、正直なところスマホでも十分に撮影することができますが、ミラーレス一眼などのレンズ交換式のカメラを使用することをおすすめします。

レンズ一体型またはコンパクトデジタルカメラでも、撮影はできるのですが、ズームした際に画質が劣化したり暗い場所の撮影ではノイズが多くなるため、ミラーレスカメラなどのレンズ交換式のカメラをおすすめします。

レンズ

続いては、モノレール撮影でよく使うレンズの焦点距離です。

モノレールは飛行機などと比べて比較的被写体に近寄って撮影するため、そこまで長い焦点距離は必要ありません。

また、近い距離で撮影することが多いので、標準域の使用頻度も高いです。

結果として、24mmから100mmの標準レンズと70mmから200mmの望遠レンズが必要なのですが、高倍率ズームレンズでも問題ありません。

レンズを一本にまとめることで荷物を減らすことができますし、最近の高倍率ズームレンズは画質がとても綺麗です。

カメラの設定【基本編】

モノレールの撮り方(作例2)
1/1000秒 F8 ISO160 145mm

モード選択

基本的にはモノレールを撮影するときは、Mモードを使用します。

カメラを始めたばかりの方はオートでも良いのですが、撮影回数を重ねていくうちにオートでは撮れないものが出てきます。

後ほど説明しますが、風景の中にモノレールを収める場合マニュアルの方がより正確に綺麗に撮影することができます。

シャッタースピード

走っているモノレールと止まっているモノレール、でシャッタースピードは変わってきます。

走っているモノレールの場合、1/1000秒以上を確保することでブらさずに撮影することができます。

モノレールに近づけば近づくほど、速いシャッタースピードを確保する必要があり、モノレールと距離があり場合は、それほど速いシャッタースピードで撮影する必要がありません。

止まっているモノレールに関しては、特にこれといった設定はありませんが、周りの人や車などの動き求めたい場合は1/500秒以上で撮影すると良いでしょう。

見かけの速度が速い場合は1/1000秒以上、見かけの速度が遅いときは1/500秒あたりで十分です。

F値

F値に関しては、F8辺りがおすすめです。

夜は明るさを稼ぐために開放にしてもいいのですが、昼など明るい場所で撮影するときはF8くらいが良いでしょう。

F8以上であれば背景までピントのあった綺麗な写真を撮影することができます。

より高精度にピントを合わせたい、平面的な写真を撮影したい場合はF14以上に絞ると良いでしょう。

ISO感度

ISO感度の優先順位は低いので、シャッタースピードとF値を先に決め、明るさ調整でISO感度を決めるといいでしょう。

日中は、100から400あたりを使うことが多めです。曇りや影になっている場所では1000くらいまで上げることがあります。

夜に関しては、カメラの性能によるので一概には言えませんが、個人的には大体10000くらいまでをよく使用します。

カメラの設定【応用編】

流し撮り

モノレールの撮り方(流し撮り)
1/20秒 F6.3 ISO10000 155mm

ここからは、応用編です。

動体撮影する人のほとんどが行う「流し撮り」。

一見難しいように見えて、何度も回数をこなすと簡単に撮ることができるので安心してください。

初めて流し撮りをする場合、1/200秒くらいから始めるといいでしょう。

その後、ブレないようになってきたら、1/160秒→1/100秒→1/60秒と徐々に下げていき1/30秒あたりを目指しましょう。

流し撮りは、足を肩幅に開き脇を締め腰だけを回転させると安定し、成功率が上がります。

スローシャッター

モノレールの撮り方(スローシャッター)
1/30秒 F18 ISO100 640mm

続いては、スローシャッターです。

スローシャッターは、流し撮りも含まれるのですが、ここでいうスローシャッターは流し撮りとは異なります。

動体を追って背景を流すのではなく、背景を止めて動体をブらす撮影手法です。

あらかじめ止めたい背景にレンズを向けAF-S(ワンショットAF)で待ちます。

後は、モノレールが来たタイミングでシャッターを切るだけです。

シャッタースピードに関しては、被写体が何かを認識できるくらいがいいので、作例のように1/30秒〜1/10秒あたりがいいでしょう。

モノレール車内から撮影

モノレールの撮り方(車内から撮影)
1/1000秒 F7.1 ISO200 48mm

モノレールから外の景色を撮影する場合も、早く動くモノレールと同様に1/1000秒以上の速いシャッタースピードで撮影する必要があります。

絞りは絞りすぎると窓の傷が写ってしまうので、開放付近で撮影しても問題ありません。

モノレール車内では、周りの方の迷惑とならないよう連写をせずサイレントモードや静音モードで撮影するしましょう。

東京モノレールのおすすめな撮影スポット

かもめ橋

モノレールの撮影スポット作例(かもめ橋)

ここからは、東京モノレールのおすすめ撮影スポットを紹介していきます。

まず1つ目は大井競馬場前駅前から徒歩10分の場所にある「かもめ橋」です。

この場所ではモノレールの編成写真をダイナミックに撮影することができます。

少し角度を変えると、東京スカイツリーと東京モノレールのカットも撮影することができます。

午前中が順光で、200mm程度の望遠レンズがあれば十分に撮影を楽しむことができます。

JR田町駅周辺

モノレールの撮影スポット作例(JR田町駅周辺)

続いては、JR田町駅周辺です。

田町駅周辺は、東京モノレールの駅がないものの、モノレールがビルの隙間を縫うように走るため撮影スポットが多くあります。

都会のビル群と絡めたカットがメインのため、100mm程度の標準レンズでも撮影を楽しむことができます。

羽田空港第3ターミナル駅

モノレールの撮影スポット作例(羽田空港第3ターミナル駅)

最後に紹介する撮影スポットは、羽田空港第3ターミナル駅です。

羽田空港第3ターミナル駅には、東京モノレール公式のフォトスポットがあり、カーブを走り駅に入ってくるモノレールを迫力満点に撮影することができます。

後ろには工場地帯が広がっているため、少し引いてに工場の景色とモノレールを撮影してもいいでしょう。

風向きによっては、着陸する飛行機とモノレールを撮影することができる面白い撮影スポットです。

気になる方は下の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、モノレールを撮影するためのテクニックや撮影スポットを紹介してきましたが、いかがでしたか。

モノレールは10分に1本程度運行されているので、撮影機会が多くあります。

沢山、練習して読者様が上達することを願っています。

ABOUT ME
ブラウニー
◯23歳 ◯飛行機写真が趣味 ◯羽田空港撮影スポットを沢山知っている人 ◯ブラウニーが好き