75mmという中望遠をでありながらとてもコンパクトなサイズであるVoigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical。
絞りも開放F1.5と通常のレンズよりも明るく最短撮影距離も0.5mなのでいざとなればハーフマクロレンズとしても使うことができれしまうんです。
Part2のこの記事では、Canon EOS R6 mark2に装着して撮影した写真をもとにVoigtlander NOKTON 75mm F1.5 Asphericalを本音レビューしていきます。
Canonのカメラのつけるとどのような写りをするのか気になる方、Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Asphericalの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
良い点

まずは、このレンズの良かった点です。このレンズは、少し絞るだけでカメラや現像ソフトでシャープネスをかけずとも線が繊細に写ってくれます。
私は、クレーンをよく撮影するのですが、はしごみたいな部分(呼び方が分からない)が細かく映るかどうかでレンズの良し悪しが分かります。
このレンズは問題なく撮影できます。個人的な感覚では、F2.8くらいまで絞ると描写力が一気に上がるように感じました。

R6 mark2が優秀なのかもしれませんが、ハイライトやシャドウ部もしっかりソフト上で動かすことができます。
建物の質感や空の色をどこまで出すかを弄れるのもレンズによって変わるのでレンズを見る上で大切なポイントです。

75mmという焦点距離の面白さを知れたことはとても良かったです。
50mmよりも狭くて100mmよりも少し広い。圧縮効果を得ることはできるが、写真の端には写らなくても良いものが入ってしまう。
それをいかにして切らずに写真に含めるか考えながらとても楽しかったです。



悪かった点

このレンズはとても優秀なレンズなのですが、人によっては合わないレンズかもしれません。
それは、よく映るゆえにパキッと映るということです。
悪かった点というよりもこういう人には合わないレンズという方が適切かもしれませんね。
現代的なレンズは、明瞭感が少し高いというか線は細いけど強いんです。なので、SNSやweb媒体向けのレンズかなと私は思っています。
ゆるい日常や温かみのある写真を撮りたい方には、あまり向いていないレンズなのかなと感じました。

もう一つ個人的に感じたことは、小さいけどやっぱり大きくて重いなということです。
確かに、一般的な中望遠域の小さいんですけど何かレンズの長さが気になってしまいます。重さも。
ここまで写ってこのサイズ感は凄いと思うのですが、本音で言うともう少し小さくしてほしかったなと感じました。。。
まとめ
この記事では、Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 AsphericalをCanon R6 markⅱに装着し撮影した写真をもとに本音レビューを行ってきました。
コンパクトなサイズながら現代的なパキッとした描写をするレンズということが、写真を撮る中でわかりました。ビルや都市風景を撮る人にはとても良いレンズだと思います。
また気になるレンズがあれば購入してレビューを行っていきます。今後もよろしくお願いいたします。