この記事では、北風運用の際の羽田空港の飛行機撮影スポットを紹介していきます。
遠征やはじめての方に向けた定番の撮影スポットを分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
まず、初めに北風運用の際の離着陸の方向について簡単に解説していきます。
すでに知っている方は、飛ばしていただいて構いません。
基本情報
離陸の方向
北風の際、使用する滑走路はC滑走路とD滑走路です。
時間や飛行ルートなどによって使用する滑走路は変わりますが、主に北へ向かう飛行機がC滑走路(34R)を使用し、南へ向かう飛行機がD滑走路(05)を使用します。
また、C滑走路は羽田空港の中で最も長い滑走路のため、大型機旅客機はほとんどC滑走路から離陸します。
稀に、アメリカやヨーロッパの飛行機は北風の場合でもパイロットのリクエストによってC滑走路(16L)から離陸することがあります。
着陸の方向
南風の際は、A滑走路とC滑走路を使用します。
主に南から来る飛行機がA滑走路(34L)、北から来る飛行機がC滑走路(34R)に着陸します。
また、着陸時も混雑状況によって着陸滑走路が変わります。
北風運用の撮影スポット
羽田空港第1ターミナル展望デッキ
まず、1つ目の北風撮影スポットは、第1ターミナル展望デッキです。
この場所では、A滑走路(34L)に着陸する飛行機を撮影することができます。
北風の際は、A滑走路は着陸でしか使用されないため、C滑走路よりも多くの飛行機が着陸します。
第3ターミナルがそばにあることもあって、国際線の飛行機もここに着陸することが多い印象です。
午前は順光、午後は逆光で撮影することになります。
空気の澄んでいる日には、目の前に富士山が見えます。
夕暮れ時は映えること間違いなしです。
羽田空港第2ターミナル展望デッキ
続いて紹介するのは、羽田空港第2ターミナル展望デッキです。
この場所では、C滑走路(34R)から離陸する飛行機を撮影することができます。
B747(ジャンボ)やB777-300ERなどの大型機は、C滑走路から離陸するので、離陸を見たい方はここへ来るといいでしょう。
天気の良い日にはスカイツリーが見えるので、スカイツリーと飛行機を一緒に撮影してもいいでしょう。
京浜島つばさ公園
ここからは、空港の外にある北風運用の撮影スポットを紹介していきます。
まずは、京浜島つばさ公園です。
この公園からはC滑走路(34R)から離陸する飛行機を空をバックに撮影することができます。
飛行機を大きく撮影するためには300mm以上の望遠レンズが必要ですが、飛行機を見るだけでも楽しい公園です。
B747やB777-300ERなどの国際線で使用される大型機材はほとんどC滑走路から離陸するので、それらを撮りたい方は京浜島つばさ公園がおすすめです。
浮島町公園
続いては、羽田空港南側にある撮影スポット「浮島町公園」を紹介します。
この場所からは、A滑走路に着陸する飛行機とC滑走路日着陸する飛行機・D滑走路へタキシングする飛行機を撮影することができます。
空港から少し離れた場所ですが、空をバックに飛行機を真横から撮影できるためスポッターにおすすめの撮影スポットです。
まとめ
この記事では、北風運用時の羽田空港撮影スポットを5箇所紹介してきました。
羽田空港は海に囲まれている空港のため、北風運用時の撮影スポットは基本的には展望デッキがメインです。
今後も撮影スポットを開拓していきますので、よろしくお願いいたします。