2024年4月に発売されたCOSINAから発売された「Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical」。
このレンズは、75mmF1.5という中望遠の単焦点レンズでありながら全長はわずか71.9mm。
また、写りはCanonのLレンズに匹敵するレベルに達しており値段も新品で10万円とお買い求めしやすい価格となっています。
この記事では、こちらのVoigtlander NOKTON 75mm F1.5 Asphericalを私の相棒「Canon R6 markⅱ」に装着しレビューしていきたいと思います。
良いところ悪いところを好き勝手にレビューしていこうと思いますので、このレンズを検討されている方やスナップ用の写りのいい小型単焦点レンズを探している方はぜひ最後までご覧ください。
Part1では、レンズのスペックや外観、カメラに装着した様子を本音レビューしていきます。
新品でも買いやすい価格帯
都市スナップ用に小型で写りのいい単焦点レンズが欲しいと思いネットで色々調べていおり、初めは「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」を検討していました。
しかし、調べていくうちに75mmのこのレンズの存在を知り、せっかく街を撮るならと中望遠のこのレンズを選びました。
ちなみに、購入場所はいつもお世話になっている中野にある「フジヤカメラ」です。
中古の美品を88,000円ほどで購入しました。新品じゃないんかいと突っ込まれそうですが、私の場合ある程度使ったらすぐに売るので差額の少ない中古を選択します。
スペック
さて、ここからはレンズのスペックを下の表で簡単にみていきましょう。
項目 | 仕様 |
---|---|
焦点距離 | 75mm |
絞り開放 | F1.5 |
最短撮影距離 | 0.5m |
最小絞り | F32 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根枚数 | 12 枚 |
フィルター径 | 62 mm |
最大径x長さ | 74×71.9 mm |
重量 | 525g |
75mmという中望遠の焦点距離をカバーするレンズでありながら、最短撮影距離は50cm。テーブルフォトにも使えるレンズです。
また、電子接点を搭載しボディ内手ぶれ補正やフォーカスアシスト機能、Exif情報の記録に対応。マニュアルレンズではありますが、最新のミラーレスカメラとの相性は抜群です。
ただし、1つ注意点があり、Exif情報の開放F値はF1.6と表示されます。(そこはどうにかして)これはCanonのカメラの絞り値の表記が1/3段刻みとなっていることが原因らしいです。
レンズの外観

ここからは、レンズの外観を見ていきましょう。
レンズ外観は、高級感を感じさせるマットな質感となっており、10万円でこのクオリティは十分に所有欲が満たされますね。
トルクも滑らかでとても撮っていて気持ちがいいレンズです。一つ不満を言うならば、フードをつけると全長が長くなってしまうと言うこと。
短めのフードではありますが、それでもつけると長さが気になってしまいます。私の場合レンズキャップをせずにフードを付けてカメラバッグにしまうのでここは少し欠点です。
使用しているフィルター↓↓
R6 markⅱに装着してみた

上の写真は、私の相棒であるR6 mark2に装着した画像です。
どうでしょう?めっちゃいいですね。非純正のレンズですが、マウントアダプターがないので見栄えはとても良いです。
ただし、やっぱり若干長いよな。(中望遠レンズだから仕方ないのだが)
レンズフードを撮って運用したいところだが、いちいちレンズキャップを付けたり外したりするのが面倒くさくてそこは妥協できないんです。。。
まとめ
Part1では、Voigtlander NOKTON 75mm F1.5 Asphericalのスペックと外観、R6 mark 2につけた様子を紹介してきました。
10万円という値段でありながらスペックが高く高級感のある作りで所有欲の満たされるレンズ。しかし、もう少し全長が短くあってほしかったことが本音です。。。
次の記事では、実際に撮影した写真を本音で語っていきます。お楽しみに!