ソラムナード羽田緑地展望テラスの基本情報
今回紹介するソラムナード羽田緑地展望テラスは、オープンしたばかりの撮影スポット。
ソラムナード羽田緑地自体は、オープンしていましたが、2024年4月1日に全長2kmと羽田空港の南端まで延伸され、飛行機をより近くで楽しむことができるようになりました。
場所
アクセス
徒歩または自転車
駐車場やバス停が無いため、アクセスは基本的には徒歩または自転車です。
羽田空港第3ターミナルから徒歩20分、羽田イノベーションシティからは徒歩30分です。
公衆トイレ前に駐輪場が整備されているので、羽田空港でレンタサイクルを借りて来てもいいでしょう。
ただし、レンタサイクル専用のステーションがないため1日利用券を使うのがベストです。
施設情報
施設 | 有無 |
トイレ | ◯ |
自動販売機 | × |
コンビニ | × |
ベンチ | ◯ |
ソラムナード羽田緑地展望テラス内および周辺には、トイレ以外の施設はありません。
空港まで歩いて20分もかかるので飲み物や食べ物は、事前に用意しておくといいでしょう。
また、このテラスには屋根のついたベンチがありますが、日除け程度なので雨の日は濡れてしまうので注意が必要です。
飛行機撮影ガイド
こんな写真が撮れます
A滑走路で離着陸する飛行機
ソラムナード羽田緑地展望テラスからは、北風運用時はA滑走路(34L)への着陸機、南風運用時はA滑走路からの離陸機を撮影することができます。
南風運用時は、羽田空港ターミナルの後ろから急に飛行機が出てくるため反射神経が問われます。
飛行機の離陸音は、直前にしか聞こえないので無線を聞くかフライトレーダーで飛行機の位置情報を確認しておきましょう。
飛行機によって離陸位置が異なり、後ろにある格納庫と絡んだり絡まなかったり様々な構図で撮影することができます。
特にB787はゆっくり上昇していくので、羽田空港北側の景色と絡めた写真を撮影しても良さそうです。
こちらの写真は、新ルートでA滑走路に着陸したJALのB737-800です。この飛行機は、珍しく格納庫前あたりで滑走路を離脱していました。
タキシングする飛行機
ソラムナード羽田緑地展望テラスからは、離着陸する飛行機以外にも第3ターミナル(国際線ターミナル)へタキシングする飛行機も撮影することができます。
国際線の大型機は比較的滑走路の南側から離脱することが多いので、このような写真を撮影したい方ははA滑走路に着陸する海外からの便(特にB777などの大型機)を狙うのがおすすめ。
A滑走路に着陸した飛行機以外にもC滑走路に着陸した飛行機のタキシングも狙うことができます。
飛行機の撮り方
A滑走路で離着陸する飛行機
離陸する飛行機は、着陸する飛行機に比べて速度がかなり早くレンズを大きく振るのでシャッタースピードは1/1000秒以上を確保する必要があります。
また午後は、順光で撮影することができるので早いシャッタースピードを確保しながらF8くらいまで絞りISOも低くして撮影することができます。
タキシングする飛行機
タキシングする飛行機であれば、それほど早いシャッタースピードを確保する必要はなく焦点距離的に1/500秒以上を確保できれば問題ありません。
必要なレンズ
ソラムナード羽田緑地展望テラスから撮影する場合は、フルサイズ換算200〜300mmのレンズがあれば十分に飛行機撮影を楽しむことができます。
格納庫に止まっている飛行機やタキシングする飛行機を大きく撮影する場合は、500mm以上のレンズがあると便利です。
まとめ
この記事では、2024年4月に出来たばかりの撮影スポット「ソラムナード羽田緑地展望テラス」を紹介してきました。
アクセスがいいとは言えませんが、北風と南風のどちらでも飛行機撮影を楽しめる撮影スポットです。
300mmクラスの望遠レンズがあれば、離着陸からアイシングまで様々な写真を撮ることができるので、ぜひ行ってみてください!!