【雨でも安心】屋内の展望デッキFLIGHT DECK TOKYO

屋内で快適に飛行機を撮影できるスポットとして注目されているのが、羽田空港第2ターミナル5階にある「FLIGHT DECK TOKYO」です。
冷暖房完備の室内展望エリアで、天候を気にせずに撮影に集中できるのが最大の魅力。この記事では、撮影者目線でこの施設の特徴や活用方法を詳しくご紹介します。
FLIGHT DECK TOKYOの基本情報

FLIGHT DECK TOKYOは、第2ターミナルの5階「マーケットプレイス」エリアにある屋内型の展望スポットです。
ガラス張りの窓越しに滑走路やタキシーウェイを眺めることができ、ANA機を中心に数多くの航空機の離着陸が見られます。
室内にはカフェも併設されており、飲み物を片手にゆったりと過ごせる空間になっています。営業時間は朝5時から夜11時までと長く、早朝便から深夜便まで対応可能です。

場所
羽田空港第2ターミナル 5階
営業時間
5:00~23:00
カフェ:09:00~19:30(L.O 19:00)
施設情報
施設情報 | 有無 | 詳細 |
---|---|---|
トイレ | 〇 | |
自動販売機 | 〇 | 屋外展望デッキ内にあり |
コンビニ | – | 第2ターミナル内にあり |
飛行機撮影ガイド
こんな写真が撮れます


朝5時から解放しているので、冬場はこの場所から朝焼けと飛行機を絡めた撮影を行うことができます。

スローシャッターでこんな感じに撮ってみてもいいですね。

一番のおすすめは夜の撮影です。
ガラス越しの撮影になるため、忍者レフやPLフィルターを使って反射を防ぎましょう。
私が実際に使用している忍者レフがこちら・・・
ガラス越しでの撮影は勿論、飛行機内から夜景を撮影することにも適した形状をしています。


コックピットをアーティスティックに切り取ってみたりも。

雨の日は、飛行機の光がガラス反射して面白い写真を撮ることができます。

こんな大雨でも室内から快適に飛行機撮影を楽しむことができます。
飛行機の撮り方

カメラの設定については、何をどう撮るのかによって変わりますが、デッキで撮る設定と大して変わりませんが、少し特殊であるこの写真の撮り方について簡単に解説します。
この写真の設定は、1/8秒 F7.1 SO4000です。
たまたま、この時使用していたレンズの解放が7.1だったので少し大きめですが、絞りは開放でいいと思います。
またシャッタースピードは正面に向かってくるまたは停止している飛行機を狙うので多少1/8~1/15秒くらいでも撮影できます。
ISOはシャッタースピードと絞りに合わせて上げていきます。
あとは、衝突防止灯(アンチコリジョンライト)が光る瞬間を狙って撮影するだけです。
ガラスについている水滴の形によっても大きく変わるので場所を変えながらドンドン撮っていきましょう。
あると便利なレンズ
近くにいる飛行機を撮影する場合は、標準レンズで十分撮影できますが、離陸機を撮影する場合は300mm以上の望遠レンズがあると便利です。
撮影の注意点
カフェもそばにあるため、周りの方の迷惑にならないように撮影を行いましょう。
ガラス越しの撮影のため、画質の劣化やガラスの青い色が写真に反映されてしまうので、それらを頭に入れて撮影しましょう。