フィルムの価格高騰や手軽にエモい写真を撮れることもあって最近バズっているオールドコンデジ。
日本では、少しずつ若い世代でオールドデジカメが流行っています。
この記事では、そういったものを見てこれからオールドデジカメを使って撮影してみたいなと思う方やどうやって買ったらいいのかと迷っている方に向けてどこで買えるのかと買う前に確認しておくべきこと紹介します。
オールドデジカメとは
オールドデジカメをどこでどのように買うのか確認する前にそもそもオールドコンデジってどういうものかを知る必要があります。
とはいえ、オールドデジカメには明確な定義はありませんが、2000年代前半頃のコンパクトデジタルカメラで主にCCDセンサーを搭載しているものというのが一般的でしょう。
しかし、2000年代前半のものでもエモく写るカメラもあれば綺麗に写るカメラもあるので、スペックだけを見ても分からないのが正直なところ。
それを判断するには、ネット上で作例を見つけるか実際に持ち帰って写真を撮ってみないと分からないというのが結論です。
どこで買えるのか
そもそも、2000年代前半のカメラなんてどこで売っているのかと考える人が多いはず。
その当時は新品を家電量販店やカメラ屋で購入できましたが、もちろん現在は新品を売っていません。
新品や未使用品が残っていたとしても、プレミア価格が付いてしまい一気に値段が上がってしまいます。
そうなると、中古という選択肢しか残されてない訳です。
中古品のカメラ、その中でもオールドデジカメを購入するとなると選択肢はリサイクルショップかフリマサイトです。
カメラのキ◯ムラやマ◯プカメラなどの有名なカメラ店では年式を理由に販売などしていないことがしばしば。
そのため、オールドデジカメを買う場合ハードオフ、セカスト、トレファク、ワットマンなどのリサイクルショップが選択肢の一つになります。
今回は取り上げませんがフリマサイトに関して言えば、メ○カリやヤ○オクなどはネット上で個人間売買を行うので何を出品するかは出品者の自由です。(※一部出品禁止物ありますが、、)
古いカメラでも壊れていても、出品することができるので購入者の観点から言えばリサイクルショップよりもカメラの選択肢は増えます。
買う前に確認すべきこと
ここからは、リサイクルショップでオールドデジカメを買う前に何を確認すべきなのか、どのように安く買うのかを紹介していきます。
リサイクルショップで購入する場合
- スペックの確認
- 何で動くのか
- 記録メディアの確認
- 動作の確認
- 状態の確認
まずは、リサイクルショップでオールドデジカメを買う前にお店で確認すべきことを細かく説明していきます。
スペックの確認
最初にすべきことは、そもそも商品がオールドデジカメであるかどうかの確認です。オールドデジカメであるかどうか見分けるポイントとして「2000年代前半より前のカメラであるかどうか」と「画素数が500万画素以下であること」です。
前者については、前にオールドデジカメを定義したので説明は省略しますが、後者についてはあくまで経験論です。
たまに、1000万画素に近いカメラでも写りがエモいカメラもあるので何とも言えませんが、一目で見分けるポイントとしては画素数の高い低いで判断するといいでしょう。
もう一つ経験則としてSDカードを採用していないカメラが比較的エモい写真を撮れる確率が高いです。このことについては、また後程解説します。
これらの事を確認する場合、商品説明欄に書いてあるといいのですが書いていないお店もあるので商品のスペックを検索する際はこのサイトがおすすめです。https://kakaku.com/
何で動くのか
次に確認すべきことは、そのカメラはバッテリーで動くのかそれとも乾電池で動作するのかということです。
乾電池で動く場合はコンビニなどで簡単に入手できるので旅行先や外出先でも困ることはありませんが、バッテリーの場合は古いカメラの為劣化(消耗)している可能性があるため注意が必要です。
互換バッテリーという選択肢もありますが、あまりおすすめできません。
記録メディアの確認
続いて行うべきことは、記録メディアの確認です。
オールドデジカメで使える記録メディアは普段皆さんが使っているものと同じではありません!!
SDカードの中でも容量が1GB以下のSDカードやCF(コンパクトフラッシュ)、スマートメディア、xDピクチャーカードというものがほとんどです。
普段皆さんが使っているであろうSDHCやSDXCカードは使用できません。
裏を返せば、使えるものはオールドデジカメではない可能性が高いです。
先ほど挙げたメディアを持っていない方は、店頭やフリマサイトなどで追加で購入する必要があります。
補足しておくと、仮に記録メディアを持っていたとしても容量によっては使用できない機種があるため事前に必要な容量も確認しておきましょう。
特に容量が大きいと使えないのでご注意を!!
動作の確認
続いては、動作の確認です。
リサイクルショップで購入する場合、保証のついているカメラがほとんどだと思いますが、家に帰ってから不良があって再来店することは面倒なのでその場で動作確認をしましょう。
動作確認ですべき手順を以下にまとめました。
- シャッターは切れるか
- ボタン・ダイヤルは反応するか
- ズームはできるか
- 記録メディアは反応するか(あれば)
- 液晶に不良はないか(気にならない方は別)
液晶の焼けや輝度ムラに関しては気になる方だけ確認すればいいと思います。
状態の確認
最後に確認すべきことは、カメラの状態の確認です。
これに関しても手順を以下にまとめました。
- 外観に凹みや大きな傷はないか
- ファインダーの中はしっかり見えているか
- レンズの状態は綺麗か(カビや傷など)
- 液晶の中にカビやひび割れはないか
最後のこのチェックが最も重要な作業です。動作していてもレンズの状態によっては写真に影響がでてしまうので注意が必要です。
また製造年が古いものはできるだけ状態が綺麗なものを選びましょう。
安く買う方法
ここまでオールドデジカメを買う前に確認しておくべきことを細かく説明してきました。
続いては、オールドデジカメをどのようにして安く購入するのかを解説していきます。
安く買うって何?値引き交渉?クーポン?
って思う方が多いと思いますが、それは違います。
今回教える方法は、『ジャンク品』を購入するということです。
『ジャンク』??
ジャンクとは、『ガラクタ』のことを指し、壊れていたり著しく汚れていたりなど商品的な価値の低い商品のことを指します。
※ブックオフでは『訳あり品』という名称(?)
こういった商品は、保証のない代わりに格安で購入することができます。
壊れているものを買えと??
そういう訳でもありません。
ジャンク品の中には、動作はするけど製造年数が古く保証を付けられない商品も含まれています。
ここを狙うのです。
他にも付属品が足りず動作確認ができていないものも含まれるので付属品を自分で持っているのならばその場で動作の確認することで安く購入することができます。
ジャンク品の中にも使えるものが含まれているので、その場で動作確認して普通に使えそうなものは買うというのが安く買う賢い方法なのかもしれません。
あくまで、保証がないジャンク品なので仮に家に帰ってから壊れても返品はできないので注意しましょう。
オールドデジカメが中々見つからないよっていう方は、こういったトイカメラを使ってエモい写真を撮るのがおすすめ!!